新春のジャム屋日記

2019年、あけましておめでとうございます。

ジャム屋日記の更新が遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。2018年は本当にいろいろなことがありました。その中でも大型貨物船が大島大橋に衝突した事件では、全島断水・交通規制・物流ストップと周防大島全体がおおきく揺さぶられました。とても島のメンバーたちだけでは乗り越えられない苦境のなか、皆様からの多大なるご支援があって、何とかこの窮地を脱することができました。関わり、お力添えいただいた皆様とのご縁に心よりお礼申し上げます。そして、2019年はそんないただいた恩を、社会に、次世代に、お客さまに、さらに多くの方々に届けていけるように取り組んでいこうと考えております。ジャム屋の今年のテーマは「恩送り」。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年明けの周防大島は昨年の災難が嘘のような、凛と澄んだ空気が流れています。

裏山の水仙畑はすでに満開。ここだけはすでにちっさな春が舞い降りています。

そして、ジャム屋の苺ハウスにも春の日差しが差し込んでいます。太陽が照ると大寒のこの時季でも苺ハウス内はぽかぽか。ミツバチたちもうれしそうにブンブンと飛び回って花粉を集めています。ミツバチたちのおかげでイチゴの受粉が進みます。太陽の偉大さ、そしてミツバチによる自然の営み。すごいですね。

寒い季節は苺ハウス内での作業にかぎりますね。そして、いちごのプランターを支える高設台の下からの眺めはとても魅惑的な「幸せアングル」。ここだけの至福の時がゆっくり流れています。

苺の実はヘタの付け根まで赤くなったのが完熟のサイン。しかし一般に流通する苺はヘタまで赤かくなる前の7部熟れぐらいで収穫されてしまいます。収穫後、色づきはそのまま進み、ヘタの近くまで赤かくはなるのですが、味は7部熟れのままになってしまいます。一方、ジャム屋としては完熟したイチゴの本当の美味しさをそのままジャムにしたい!ということで自家農園では完熟するまで収穫していません。

主に栽培している苺は「よつぼし」という品種。まだまだ新しい品種ですが、酸味と香り、そして色合いのバランスがよく、果皮が柔らかくて高級感のある食感。これは是非生でも食べてほしいということで、ジャムズCafeでは1月から苺スイーツフェアが始まりました。下の写真は春イチゴのパリブレスト。

そして1月26日から販売開始したのが春いちごのサンセット ミルフィーユ!
昨年のサンセットミルフィーユから更にバージョンupして今年はお花をイメージ。ショコラをhotマーマレードで溶かしながらお召し上がりいただくスイーツです。島にお越しの際には是非ご賞味くださいね。

さて、苺のシーズンが始まりましたが、この一月に完成した新作ジャムも自信作です。最近生姜の魅力にはまってしまいまして、3年ほど前からとことん生姜を愉しむジャムが造れないかと、自家農園で生姜も栽培して試行錯誤してきました。自家農園で栽培した生姜に島の柚子を一搾り。がっつり生姜を愉しむ生姜をこよなく愛する生姜フリークな方々のための生姜ジャム、ついに誕生です!

体を温めたり、抗炎症作用があるといわれる生姜。我が家ではこの季節、ヨーグルトや甘酒に使用しております。もちろんお湯や紅茶で割るのもおすすめです。

1月の特設サイトはコチラ ⇒ https://peraichi.com/landing_pages/view/g2awm

一方、1月は島の特産である柑橘のシーズンでもあります。特に1月の「はっさく」はジャム屋にとってとても思い入れのある柑橘。普通にはっさくを食す場合はもう少し柑橘倉庫で保存して酸味を抜いて出荷します。しかし、マーマレードにするには外皮が新鮮でなおかつ適度な酸味があり、香りもフレッシュなこの時期のはっさくが最高。今年はさらに手をかけて、じょうのう(房袋の薄皮)を手作業ですべて剥ぎ取り、マーマレードに仕上げました。はっさくはじょうのうの部分に苦み成分が多いので、ここを取り除くことによりとてもマイルドな味わいのマーマレードになるのです。とてもとても贅沢な「優しい味わいの はっさくマーマレード」誕生です!

さて、この時季は果樹が休眠状態ということもあり、この時季だからこその仕事もあります。落葉果樹はこの時期に剪定をしたり、ブルーベリーだと株分けなどもこの時期に行っています。農業部はこの時季も忙しく活動をしております!下の写真は株分けのために掘り起こしたブルーベリーの苗木。

さて、最後に一つご報告。2月9日18:30からNHK BSプレミアムで放送される「発見!体感!水紀行」にて当店が一部出演します!先日はその撮影であのルー大柴さんもご来店。どのような話になるかはお楽しみ、ぜひぜひご覧になってくださいね!

1月の特設サイトはコチラ ⇒ https://peraichi.com/landing_pages/view/g2awm

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