早春のジャム屋日記

島に小さな春がたくさん訪れるようになりました。瀬戸内に降り注ぐ日の光はなんだか柔らかく、ついついぼんやりと景色を眺めてしまいます。裏山の梅は満開でそろそろ盛りを過ぎたところでしょうか。瀬戸内ブルーの海と空とのコントラストがとても目を楽しませてくれます。

ジャム屋の柑橘畑では例年通りイヌフグリの小さな花々が絨毯のように広がっています。小指の先ほどしかない小さな花ですが個人的には最も好きな花の一つです。申し訳ないのですがそんな小さな花たちを踏みしめつつ春の柑橘収穫が始まりました。

下の写真は「酢橙(すだいだい)」。島ではほとんどの農家さんが自家用に必ず植えている島のソウルフード柑橘。焼き魚やなべ物、焼酎などに搾って使います。旬は秋口から春先の今頃まで。ただ、ジャムにするのには酸味がまろやかになる3月4月のすだいだいが最高なのです。

今年もすだいだいは豊作!寒波もなかったので苦みも少なく果汁も多くて理想的な仕上がりです。だいだい色という語源にもなっているようにこの時期まで樹上完熟させると綺麗なだいだい色になります。

一方、樹上完熟系の柑橘では八朔もおすすめ。いつもはフレッシュな香りを楽しんでいただくために1月ごろのハッサクを使用するのですが、樹上完熟させたこの時季も格別。寒(かん)といってマイナス5度以下になると苦みが発生したり水分が飛んでしまったりするのですが、今年の冬は寒にもあたらず、とてもおいしい八朔に仕上がりました。下の写真は農業部長の住職が門徒さんの畑で談笑しながら八朔を収穫している図です。

さて、工房も新しく広くなり、作業がとても快適になりました。これまでと違い工房内がお客さまからもご覧いただけるようになり、スタッフ一同の励みにもなっています。是非ご来店の際には新工房を覗いて行ってください。

下の写真はジャム販売スペースからのぞける窓です。こちらの窓からは果物の下処理風景がご覧いただけます。

そんなジャム販売スペースの入り口のドアにはこんなかわいい仕掛けが↓

ジャム販売スペースはおしゃれに「ジャムズ ブティック 」とのサインが!

新工房にも「ジャムズ ファクトリー 」のロゴがオシャレに入っています!4月に全面リニューアルオープンになりますのでどうぞ楽しみにしていてください。

そしてそのリニューアル記念イベントとして4月5日に「瀬戸内パンフェスタ-春のジャム屋まつり2015-」を開催します!今年はなんと神戸から神戸パンプロジェクトのメンバー、イスズベーカリーさんもご参加いただき、さらにパン屋さんの出展が増えております!是非皆様も春の楽しい一日を島のジャム屋で過ごしてください!!

下の写真はそんな神戸のイスズベーカリーさまのお店。打ち合わせにお伺いしたのですが、食パンで何度も受賞をしている神戸の老舗パン屋さんです。もちろんその商品を持ち帰って試食しましたが、その品質にうなずけます。出展いただくいろんなパン屋さんの情報をフェイスブックページで紹介していきますので、コチラも是非ご覧ください!

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