梅雨の季節のジャム屋日記

梅雨の季節。今年は空梅雨かと心配していたものの、最近では降りすぎでは・・・との心配に。人間の都合とは欲張りなもんですね。都会で生活していたときは梅雨は憂鬱な季節でしかなかったのですが、農業を始めると、何とも心安らぐひと時に思えてきます。植物にとってはとても大切な恵みの季節なんですね。

この梅雨時季が旬の果実といえば、もちろん梅。そして同じプラム系のあんずとすもも。これらの果実は日持ちしないので、工房は毎日がプラムとの戦いなんです。

上の写真は「はらんきょ」。島ではスモモのことを「はらんきょ」といいます。たぶんスモモの一品種「巴旦杏(ハタンキョウ)」がなまって・・・そのうちスモモ全体のことを指すこととなったみたいです。

そして下の写真は自家農園でのアンズの収穫風景。

アンズは特に日持ちしないので、熟れ始めるとひたすらアンズ・アンズ・アンズの日々なんです。

アンズの種の中味が杏仁豆腐の原料となることはご存知ですか?下の写真はアンズの種ですが、これを一つ一つ手で割って中の甘い香り漂う媚薬を取り出しているのです!

そしてその杏仁を入れてアンズを煮込んでいるのが下の写真。あまりに手間がかかり、生産量が限られるのでこの時季だけのお楽しみです。

一方、私たちが使用する梅は島の農家さん50数件が集まって、共同で選果・出果しています。今年もたわわに実った梅が大量に集まってきます。下の写真は梅の実の選果と洗果の風景です。そしてこの中から特大サイズの梅だけが当店に届きます。

さらにジャムとは関係ありませんが、島の梅農家さんたちは共同で梅干しに加工しています。その漬け込み風景が下の写真。この大きな樽、尋常じゃないでしょ!こんな樽が20個ほどあるんですヨ?!!!

さて、梅雨の恵みは新しく再開墾した芋畑にも降り注ぎます。下の写真は5月末に植えたばかりの芋の蔓。まだまだひ弱で枯れてしまいそうですね。

そして2週間後が下の写真。すくすく順調に育っています。

そして下の写真が直近の芋畑。土が見えないほどにお芋の葉が生い茂っています。葉っぱが育つからと言っておっきな芋が生るかとは別問題らしいのですが、まずは梅雨の恵みに感謝感謝。秋の芋ほり大会が楽しみです!

そしてあと3週間後に迫った「摘取りブルーベリー園」の開園。ブルーベリー畑は順調に実が太り始めています。この時期はまだまだ緑色の実なのですが、中には青色に熟し始めたものもあります。「摘取りブルーベリー園」の開園は7月20日から。どうぞ楽しみにしていてくださいネ!

最後に2つのトピックスを。

一つ目は島へのUIターンを応援する会「島くらす」なる組織を立ち上げて頑張っているのですが、その活動の一環で月に一度、海岸の清掃をしています。下の写真は島のモンサンミッシェル(言い過ぎ?)新宮島。潮が引くと歩いて島に渡れるモンサンミッシェルのような島なのですが、島の観光スポットなのにゴミだらけ。マスコミが取材に来た時もゴミが多すぎて取材をあきらめたという悪い伝説が有る海岸なんです。だからこそか、今回の海岸清掃にはいつもにもましてたくさんの方々が参加していただけました。海がきれいになると、なんだか心も清々しい気持ちになれますね。

そして二つ目のトピックスは下の写真。小豆島のオリーブオイルで有名な井上誠耕園さんが視察でお越しになられました。しかもこれで2回目なんです。オリーブ園のスタッフの方々ともとても仲良くなり、今度ジャム屋とオリーブ屋で何かしらコラボしましょうという話になりました。皆さん!オリーブ屋とジャム屋、いったいどのようなコラボがありうるのでしょうか、是非思いついた方は教えてくださいね!!

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