いよいよ春の訪れがそこまで迫ってきましたね。島でも温かい日が多くなってきました。下の写真は窓からの眺めに早春の澄んだ朝日がまぶしい休日のジャム屋。
島に移住してきたガラスアート作家さんの作品を窓際に並べ、楽しんでします(この作家さんの個展は4月中旬に計画中!)。
この時季になると島の柑橘たちもいよいよスイート系シトラスの出番になります。下の写真は最近人気の「せとか」。おじいちゃんの畑を継ぎに島に帰ってきた若手農家さんが新しい品種にチャレンジしています。今年のせとかは味も想いも滴るいい出来です。
次の写真は、わが柑橘師匠のやまもと柑橘農園園主こうぞうさん。今シーズンも沢山お世話になっておりますが、この日は中国地方5県で放送される「そうだったのカンパニー」のテレビ収録で訪問。人気の弓削剽柑もたわわに実り、何とも収穫が待ち遠しい光景でした。
そして工房は柑橘ラッシュ!洗って4つ切りにし、皮は剥いて刻んで、実は種と芯のかたい部分を取り除き・・・何十種類もの柑橘たちがひたすら手作業で処理されていきます。しかし果汁をゲル化剤で固めたようなマーマレードは造りたくもない、そう思った時からこんな大変な作業も覚悟の上。甘酸っぱい柑橘の香りに包まれながら今日も黙々と我々ジャム屋は頑張っています!
下の写真はジャバラジンジャー!花粉症に効くとか効かないとかいう「じゃばら」と自家農園の生姜がマリアージュ。何だか体に良さそうなマーマレードに仕上がりました。
一方、この時期はジャム屋のジャムたちのコンセプトを理解し取り扱っていただいているフレンドショップにもあいさつ回り。先日お伺いしたのは芦屋にあるパンタイムさん、ここはオーナー宮野さんの想いがいっぱい詰まった素敵なパン屋さん。スタッフの皆さんもパン達も輝いていました。
さらに東京では御徒町にある日本百貨店さんへも訪問。食品と言うよりはこだわりのクラフト系のショップ。周辺もクラフト系の素敵な店舗が集まったエリアでとても親近感を覚えました。
一方、自家農園の話。お待ちかねの苺がそろそろ最盛期に入ります。昨年4月に入社した農業部の渡邉君もいちごの管理が板についてきて苺の株たちもいきいきして見えます。そしてついに満を持しての苺フェアが始まります!
今回の苺フェアのメニューは苺尽くし。下の写真1つ目は苺のパリ・ブレスト!大きなリング型シュークリームの間にこれでもかと苺を挟みあげています(笑)
2つ目は苺のイートンメス!苺にアイスクリーム、メレンゲ菓子、きよみオレンジマーマレードにグラノーラ。これらをグチャグチャに混ぜて食べるのがイートンメスという食べ物。発祥はイギリスらしいですがこの混ぜぐらいがおいしいです。
そしてジャム屋の定番といえばカヌレ!こちらも春色に染まった苺バージョン。やはり春はこの色に魅了されますよね。
最後に、ご報告です。HPトップにも掲載しておりますが今年も4月3日に瀬戸内沿いのパン屋さん17店舗を集めて瀬戸内パンフェスタを開催します!今年は「里山資本主義が地域を結ぶ」と題し、エコストーブのワークショップや漁協さんと連携して鮮魚販売をお願いしたり、更には周防大島高校生徒が主体となって企画運営する藻谷浩介氏(里山資本主義の著者)の講演会を夜の部で実施するなど、地域全体が結ばれるイベントに発展しております!是非のどかな春の一日を島で楽しんでいってください!
〜 ワークショップのご案内 〜
4月3日 春のジャム屋祭りにて、『手作りエコストーブ』の ワークショップを行います!
『エコストーブ』ってご存知ですか?
アメリカで開発されたロケットストーブにヒントを得て発明されたのが、『エコストーブ』です!
廃材のペール缶などを利用して手作りでき、構造的に完全燃焼しやすいため、ほとんど煙も出ず、薪もあまり使いません!
野外にも持ち運び可能で、電気が使えなくなった時や災害などの非常時の煮炊きや暖房にも活躍します!
エコストーブで炊いたご飯は、ふっくらして、つやがあって、美味しいと絶賛されています!(^-^)/
ぜひ、一緒にエコストーブ作りを体験されませんか?
詳細は以下の通りです!
■日程
4月3日(日)春のジャム屋祭りにて
■時間
1部 10:00-12:00 5名(6名も可)
2部 13:00-15:00 5名(6名も可)
■料金
8000円/1基(材料費含む)
※作ったものはお持ち帰り頂けます
■用意して頂くもの
軍手
■申込締切
3月25日(金)17:00(閉店)まで
(お電話または店頭にて申込承ります)
瀬戸内ジャムズガーデン
Tel:0820-73-0002
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